JR西・山崎前社長の公判前整理手続き開始 福知山線脱線死亡事故(産経新聞)
2010年 03月 11日
JR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪で起訴されたJR西日本前社長、山崎正夫被告(66)の第1回公判前整理手続きが5日、神戸地裁(岡田信裁判長)で行われた。
非公開で行われ、地裁や関係者によると、起訴状に関する求釈明と検察官の回答などが行われ、起訴状の認否を明らかにするところまでは進まなかったという。山崎被告側はこれまで「事故の発生を予測できなかった」として、一貫して無罪を主張する方針を示しており、今後も同様の主張をしていくとみられる。
第2回は4月22日に開かれるが、関係者は「事故の規模も大きく、記録も膨大。初公判までは少なくとも半年はかかる見通し」としている。
山崎被告は、現場を急カーブに付け替えた平成8年当時、鉄道本部長として安全対策を一任されていたにもかかわらず、自動列車停止装置(ATS)の設置など適切な安全対策を怠り、列車を走行させた過失があったとして昨年7月、神戸地検に業務上過失致死傷罪で在宅起訴された。
同地検が嫌疑不十分で不起訴とした井手正敬元相談役(74)ら歴代3社長については、遺族らの申し立てを受けた神戸第1検察審査会が第2段階の審査を行っており、近く最終的な判断が下される見込み。
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非公開で行われ、地裁や関係者によると、起訴状に関する求釈明と検察官の回答などが行われ、起訴状の認否を明らかにするところまでは進まなかったという。山崎被告側はこれまで「事故の発生を予測できなかった」として、一貫して無罪を主張する方針を示しており、今後も同様の主張をしていくとみられる。
第2回は4月22日に開かれるが、関係者は「事故の規模も大きく、記録も膨大。初公判までは少なくとも半年はかかる見通し」としている。
山崎被告は、現場を急カーブに付け替えた平成8年当時、鉄道本部長として安全対策を一任されていたにもかかわらず、自動列車停止装置(ATS)の設置など適切な安全対策を怠り、列車を走行させた過失があったとして昨年7月、神戸地検に業務上過失致死傷罪で在宅起訴された。
同地検が嫌疑不十分で不起訴とした井手正敬元相談役(74)ら歴代3社長については、遺族らの申し立てを受けた神戸第1検察審査会が第2段階の審査を行っており、近く最終的な判断が下される見込み。
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by hewixbzg5e
| 2010-03-11 16:43